のだめのご主人サマはとっても優しいデス。
あんまり出来のいいメイドじゃないのだめのコトをいっつも助けてくれるし、
とっても甘やかしてくれます。

ちょっぴりイジワルで俺様なところもあるけど、のだめはご主人サマのメイドでとっても幸せデス。

だけど、ちょっとだけ文句があるとすればもうちょっとエチの回数を減らして欲しいデス…

ほぼ毎日行われる愛し合う行為。
普通毎日ってのもおかしい気がしますが、のだめはご主人サマしか知らないので
これが普通だと思ってました。
親友のターニャに言ったらものすごい剣幕で普通じゃないって言われちゃいました。
しかも一日3回はシマス。
これも多いらしいデス。

のだめは毎日お寝坊さんが出来るのでご主人サマがお出かけする時だけ起きて
いってらっしゃいませのキスをしたらお昼くらいまで寝てマス。
でもご主人サマは6時半には起きてシャワーを浴びて朝ごはんとのだめのお昼ご飯を作って
8時前にはお仕事に行くんデスヨ。
明け方近くまでしてても朝寝坊なんてしてるところを見たこともありません。

そのうち倒れたりしちゃいませんよね…

それだけがのだめの心配ごとデス。

毎日もうダメってくらい愛されてのだめはとっても幸せで気持ちいいけど、
そのせいでご主人サマが倒れちゃったりしたらイヤなんですよ!

なので心を鬼にしてお仕事から帰ってきたご主人サマにお帰りなさいませのキスをした後
言っちゃいました。

「ご主人サマ!」
「ん?」
「エチは2日に1回にシマショウ!!」
「…はぁ?なんで??」

のだめはむんと拳を作ってご主人サマを見上げてマス。
なのにご主人サマはなんだか眉を寄せて子犬みたいな顔になってマス。

「だって毎日あんなにたくさんしてたら寝る暇もないじゃナイデスカ!
休息は必要デス!!」

ご主人サマはなんだか不機嫌な顔になってのだめの腰に腕を回してきました。
「別に俺が出かけた後寝てるんだろ??」
「のだめは寝てますけど、ご主人サマは寝てないデショ?」
「俺は別にいーよ。」
「ダメデス!!お休みの日とかにいっぱいシマショ?お仕事ある時は2日に1回デス!!」

鼻息荒くそう告げたらご主人サマにギュって抱きしめられマシタ。

「…ムリ。」
「ほえ?」
「そんなの絶対ムリ!」

そう言った瞬間ご主人サマはのだめを抱き上げてスタスタと寝室まで運んできちゃいました。
「ご主人サマ??」

ゆっくりとベッドに落とされ見上げるとご主人サマと目が合っちゃいました。

「オマエ、俺としたくない?」

フルフルと首を横に振ります。
「じゃあ、いいだろ?」
「ダメデス!」

「俺は睡眠不足より、オマエとしない方が死ぬ。」

真顔で何言ってんですか??

ビックリしたのだめなんかお構いなしでご主人サマはのだめの上に覆いかぶさってきマシタ。
そして驚くほど素早い手つきでのだめをあっという間に裸にしちゃいマシタ。

拒まなきゃ。

でものだめはこうなったらご主人サマを拒んだり出来ません。
だって大好きなんデス。

ご主人サマに愛されることが。

そのままいつもよりたくさんベッドの上で愛されて可愛がられて苛められちゃいマシタ。

そしてご満悦なご主人サマの寝顔。

もうイイデス。
ご主人サマが幸せならのだめはなんだってしますよ。

のだめもご主人サマに愛されなきゃ死んじゃいマスからね。

 

というかご主人サマは寝不足くらいじゃ倒れないカモ…
あんだけ夜に運動しててもピンピンしてますからね…

end